開発が進むと同時にプロトタイプ製作の様子を少しだけダイジェスト風にご紹介します。
Ver.1と比較に対しての変更点は正式リリースと同時に詳細に触れたいと思いますが、燃焼室形状やポート形状、そしてウォータージャケットデザインにも変更が加わる予定です。
鈴木専務が自ら隅々まで厳しく仕上がりをチェック。
アルミ鋳造には大きく分けて砂型と金型に分かれますが、前者は型代等で有利な分、鋳造の度に型も中子も作っては壊す事から製造コストで不利。後者は金型費用が大きくなりますが、製造コストでは圧倒的に有利。すなわち少量製作や仕様変更等を繰り返す場合は砂型、大量生産には金型鋳造が適していると言えます。また砂型ならではの設計自由度も大きなメリットで、大量生産であっても未だ砂型鋳造を選択する自動車メーカーも国内外に存在しています。
JMC社ではその問題点を改善すべく、コストを度外視した3D砂型プリンターによる1ピース構造の砂型を製作し使用する事で、圧倒的な精度と仕上がりを実現しています。
~続く。
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