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HF VALVE


国内2輪・4輪メーカーへ純正バルブを製造納入するバルブ専業メーカーに設計製造を依頼した上で、全方位から純正品を超えるバルブを目指して 作り上げたSTDサイズバルブとビッグバルブです。

品質及び耐久性は無論の事、バルブの性能を語る上で重要なフロー率も、ステム形状をウエスト化する事によりバルブ径は同一のまま向上させてあります。 専用鍛造型を製作し、特殊耐熱鋼をベースに熱間鍛造。純正部品よりもさらに寸法精度を上げて加工を施しています。フェイス面にはIN・EXバルブ共にステライト合金を溶着させた後に切削研磨加工としている為、特にINバルブに関しては純正品と比較しても圧倒的な耐久性を持たせる事が可能となりました。


  • 国内2・4輪メーカーへ製造納入をする専業メーカーに設計製造を依頼
  • 専用型から設計した鍛造製法
  • 純正よりさらに厳しく詰めた加工寸法精度
  • フェイス面にステライト合金を溶着させ耐摩耗性向上
  • ステムをウエスト形状としフロー率を向上
  • 空冷Zのヘッドに合わせたステム長
  • バルブ傘表面凹部分容積の最適化
  • 全面切削仕上げにより表面粗度を整え個体差を最小値に



HF VALVE plus




HF VALVE alpha



インテーク、エキゾースト共に1mmずつのオーバーサイズ。
内側の窪み(ヘコ)部分がより大きくなって、バルブ面を含む燃焼室側の必要以上の凹凸を小さくしています。
窪みの(ヘコ)外径を拡大するとその分圧縮比の低下を招いてしまいますので、この窪み分の容積が同じになる様に計算してその分深さは浅くなっています。

傘のポート側についてはインテーク側のシートリング当たり面上部の形状を現代的に変更し、全体的なスロープは変更せずに薄側一枚分薄くしています。
この為、シート当たり面に比重の大きなステライトを盛り込みながらも従来のタイプから7パーセント、約4グラム軽量化しました。
同じサイズのZ1000J,R用の純正インテークバルブより約3グラム軽く、1mm外径の小さな弊社STDサイズのPlusモデルと重量は変わりません。

実は、このウエスト化はバルブ全体を一体で鍛造成型する製法によって成り立っています。
大量生産を行う純正バルブの場合、バルブステムと傘部は別に製作され、最終的に双方の断面を圧力をかけながら摩擦させてバルブの形状に熔着させる摩擦圧接法が採られる事が多いです。
但し、この場合は強度面の観点から接合部分近くを細くする事が出来ません。
少量生産の為の一体鍛造だからこそ強度の不安無くウエスト化が可能となっています。