超耐久性を持つガイド用素材として、現代の車両各メーカーが純正採用している鉄系材を使用し、高精度に製作したバルブガイドです。
20世紀時代に純正として使用されていた、FC材と呼ばれる鋳鉄材に対し、飛躍的に耐摩耗性及び強度に優れており、オーバーホールしたエンジンの性能を長期に渡って維持出来ます。加工時精度を更に向上させ、成型後にヘッドとの当たり面となる外周部とバルブステム側と接触する内周部を専用機にて研磨加工仕上げとし、耐久性と熱伝導性を両立させています。
フルSTDのオーバーホールからサーキット走行の専用車両迄使用可能です。Z系純正の外径12.06mmに対しての交換用で、12.08mmとガイド交換する際に適切なクリアランスとなっています。
チューニングにおいてのハイカム化により、バルブステムシールリップとリテーナーやコッタ―が接触して破断する対策として、組み込み時のシール位置が純正比較で0.7mm低くなっています。
※注意 初期のZ1系エンジンのインテークバルブ(角型のバルブコッタ―溝が入っているタイプ)は鉄系バルブガイドと併用するとバルブステムが摩耗し易くなります。その場合、Z1000以降の丸型のコッタ―溝が入っているインテークバルブと、丸溝用の同バルブコッタ―を使用する様にしてください。
※注意 初期のZ1系エンジンのインテークバルブ(角型のバルブコッタ―溝が入っているタイプ)は鉄系バルブガイドと併用するとバルブステムが摩耗し易くなります。その場合、Z1000以降の丸型のコッタ―溝が入っているインテークバルブと、丸溝用の同バルブコッタ―を使用する様にしてください。