本年度の4月1日、エイプリルフールにつきましては、あまりな冗談やおふざけは自粛と言う事でさわりのみの発表となりましたが、企画自体は大真面目な本物です。
Z1000J系インシュレーター形状をベースにした、バキューム取り出し付きオリジナルインシュレーターです。
J系インシュレーターはZ1系にも良く使われますが、キャブレターを社外品にしたりすると同調用の負圧取り出しが無い為、その対策でスピゴットを加工してニップルを着けたりするのに手間を取ったり、スピゴット自体が長くなってしまったりしますので、その対策としてずっと欲しかったものです。
内蔵されるベースプレートは純正同様にプレスによる窪みを作り、シールする為のゴムの厚さの確保とプレート自体の剛性を維持してシール性を確保出来る様にしています。
又、挿し込み部分の溝は、後期型J系タイプの抜けに対して強い形状にしています。これは、社外キャブレターでエアクリーナーボックスが無い場合、インシュレーター側のみでキャブの重量を支える必要がある為の対策です。
同様の理由で、エンジン側のゴム部分は純正より厚目にして、インシュレーターそのものの曲がりにも強くなる様に考えてみました。
まだ形状や寸法を修正する余地はありますし、時間はかかるでしょうが少しずつ進めて行こうと思います。