前回腰下が閉まったMK2の続きで、腰上を組んで行きます。最小値面研されたケースデッキに純正スタッドボルトを建てておきます。
加工途中の段階で測定した各部データを元に圧縮比を設定して行きます。
加工後に最終確認の為、再測定。弊社HFバルブアルファ仕様でシートカットした為、若干ですが燃焼室容積が増えていますが、ヘッドガスケットの厚さ調整で対応出来る範囲でしたので、ヘッド面研は最小値で面研。腐食痕が残っていますが、見た目の為に腐食を全て取ろうとすると面研量が凄い事になってしまいますので、 歪みが取れて使用上問題の無い腐食痕はそのままで。
最小値で面研を入れましたが、元々個体差分ですが厚めのヘッドでしたので基準値の105mm。
ヨシムラST-2カムに合わせESバルブスプリングTYPE-R,インナーシム化、ヘッド側にカム逃げ加工、PAMSバルブガイド打ち変え、HFバルブアルファ、シートカット、セット長合わせ、すり合わせ、カムホルダーボルト穴ロングリーチヘリサート加工と一通りの定番加工。
ピストンリングギャップを調整。トップ0.25、セカンド0.35に調整
各ピストンにオイルを塗りながら合口の位置を調整しリングを組み付けておきます。
ピスタルレーシングピストン74mm(1135cc)仕様!!楽しみです!!
つづく・・・