先日、Z用オイルポンプを製作中である事を公表させていただきました。
3月30日発表としたのは、31日だと翌日に見ていただいた方に恒例のエイプリルフールでは無いかと思われてしまうかもと考えた為です。
何せ昨年はAI付き云々等とおふざけをやらかしていますので。
AI付きは冗談でしたが、それ以上に基礎を守って品質と精度で性能が出る様ちゃんとやっています。
ちなみにドライブギアは純正品が痛んでる事がまず無い為、現状お使いの物を組み替えてご使用できる様にしていますので、その分価格を抑える様にしています。
以前に行っておりました様に、焼き入れして摩耗対策を施したピンを精密研磨加工して付属させています。
この為、初期の3mmピンのギアも後期の4mmピンのものもどちらも使用可能です。
各部分の寸法と公差にも拘りました。
マウント部分の精度もしっかり出ていますので、ピン2つの位置決めに対して吸い込まれる様にフィッティングされます。
特徴として、吐出容量の約13パーセントアップがあります。
ノーマルのオイルラインを加工せずに、バランス良くオイルを流せるのはこの程度と、数種の試作による比較検討で決定しました。
この為、吐出側の流路径は純正と同じになっていますが、オイルの吸い込み側はその分拡大しています。
上が純正、下側は弊社製です。
容量アップ部分、吸い込み口を楕円にしています。
こちらが吐出側。
ちなみに横方向からのオイルライン加工とキャップが無いのは、精密砂型鋳造のメリットで中子で鋳造する際に同時にオイルラインを作れる為です。
この構造により、ボディ出口ではスムーズにケースに対してオイルが流れます。
設計から鋳造、加工にアッセンブリー迄、全てを日本国内で行った純国産品となります。
価格の確定や、発売とご注文の受付開始時期についてはまだ何時と明確にはいたしませんが、間もなく公表させていただきます。
ご予約等のお申込みはそれ迄お待ちくださいませ。
仕様についてのご質問等はもちろん伺っております。