先日もご紹介した「PAMS・QUANTUM」ですが、本格的に専用チューニングの為のデータ収集とその作業&テストが始まりました。QUANTUM製の高品質なパーツを用いて、Z用に専用チューニングを施してゆきます。
リリースの際には毎SETごとにオーナー様の体重やSETする車体の仕様に極力合わせて御手渡しとなります。
http://blogs.yahoo.co.jp/pams_jp/64004177.html
何やら仰々しく実験じみた絵ですが、これはRサスダンパーに使用するオイルを「脱泡」している所です。目視では見えなくともオイルの中には微細なエアが混入しており、これを撹拌しながら真空状態でオイルから気泡を取り除く作業です。
勿論、毎SETごとにこの作業を施したオイルを使用します。
そして、脱泡前と後のオイルでキャビテーションの発生にどの程度違いが出るのかを確認している所です。
*キャビテーション(ウィキペディアより抜粋)
液体の流れの中で圧力がごく短時間だけ(水では大気圧の1/50程度の)飽和蒸気圧より低くなったとき、液体中に存在する100ミクロン以下のごく微小な「気泡核」を核として液体が沸騰したり溶存気体の遊離によって小さな気泡が多数生じる。気泡核がなければ気泡も簡単には発生しない。
見ていると面白い程にその違いがわかります。後日、動画にてUPする予定です。