製作開始・・・とは言っても先ずはベース車両の解体から。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=9989
先日引き上げて来たベース車両のZ1-Bですが、早速分解に着手。
オーナーさんのご来店日に合わせ、分解した状態のまま打ち合わせのご用意。時にはマグロの解体ショーならぬZの解体リアルタイム!もあります。笑
オーナー様と一緒に状態の確認を行い、コンプリートメニュー詳細を決定してゆきます。
位相ズレもなく程度の良さそうなクランクシャフト。勿論これより洗浄し計測をします。
クラッチハブのダンパースプリングも良好な状態。トランスミッション状態も良さそうです。
状態によっては再生の利かないヘッドの状態も良好です。基本的に新車から初めて開けられたエンジンの様で、当然ですが完全にストック状態。ノーマルで組み直すにしても、チューンするにしても、これがベストなスタートラインです。
クランクやヘッドは、傷み方によってはOHし切れない個体もありますし、この辺りのコンディションがしっかりしていると初期性能の復活は勿論、ファインチューンを施してリスクの無いパワーUPやフィーリングの向上も視野に入って参ります。
この個体も良いエンジンになりそうです。
きっちりとしたコンプリート車両に仕立てます。