色々と追加工が必要になってしまい時間が掛ってしまったヘッドが内燃機加工から上がって来ましたので、早速組んで行きます。前回までの記事 ① ②
加工の確認をし洗浄します。
バルブガイドをSAバルブガイドにて交換。EXのみ既存のガイドを抜いた下穴が適切な締め代に必要な径に満たなかったので、STDサイズの12.08では無く12.58のオーバーサイズをセット。PAMS SAバルブガイドは12.08と12.58の2サイズをご用意しております。バルブもHFバルブを新調し、その他の部品は全て純正にてセットアップ。*12.58のオーバーサイズを使用する場合はヘッド側のガイド下穴にボーリングが必要です。
シリンダー廻りは緩みもなさそうでしたので、ピストンヘッドのカーボンを除去しキャリーオーバー。
ガスケットは70Φの厚さ1.1mmをチョイス。(ピストンはワイセコ69mm)
今回問題になりましたカムホルダー雌ネジは全てロングリーチ仕様のヘリサート加工を致しましたので、純正よりも長い専用ボルトで噛み幅を増やしてやります。(左が純正、右がロングリーチ用)
詳しくは>>内燃機加工PDF<<内のカムホルダーボルトを見てみて下さい。
先に組んでおいたヘッドを乗せ、バルブクリアランスの調整までして、後はヘッドカバーを締めるだけです。
週明けに火入れです!もう少しお待ち下さいね~!!頑張ります!!