セッティング中のフルコンEFI車両
インジェクターよりのガソリン噴射を行う為の圧力を作る為の燃料ポンプは、稼働させているとヘッドライトバルブと同程度の電力を消費します。
又、この車両はツインプラグ化されていますので、イグニッションコイルでの消費電力は通常のシングルプラグの倍食います。
又、EFI側で燃焼状態のログを記録したり燃調にフィードバックをかける為に、ワイドバンド式のO2センサーを使用していますが、これも温度を上げていないと正確な測定が出来ない為、多少の電力が必要です。
この為、この車両には弊社製のタイプ3ジェネレーターコンバートキットが使用されています。(砂型表面のバンクカットカバーをポリッシュ後、黒く塗装されています)
指定のMOSFET型レギュレーターと併用する事で、常に安定した電力を供給出来る為、アイドリング中でも余裕の14.2~14.3Vに安定しています。
10月となり、これから徐々に寒くもなっていくでしょうが、冬季のグリップヒーターや各種の電熱装備を使用しても余裕です。
ちなみにタイプ2とタイプ3は、発電機能部分に関しては完全に同一の性能です。
純正のジェネレーターカバーを使用するか、バンクカットタイプの鋳造カバーを使用するかの違いのみです。