Pistalピストン
Z系に続きJ系もデビューに向けて進行中です。
J系のピストンコンロッド位置やバルブサイズを含み純正ピストンヘッドや燃焼室形状の3Dスキャンデータをベースに机上で設計したものを実際に試作し、それを実機のエンジンに組み込んだ上で、各部のクリアランスやスキャン時に生じる誤差を修正して行きます。
最終的に燃焼室との各部クリアランスを実機で測るにはアナログな方法ですが粘土が活躍です。
様々な角度場所に貼っては切っての繰り返しで、ピストンヘッドとJ系各年式の複数のヘッドを載せては下ろして数十回。
バルブリセスの深さや位置も含め、納得できる燃焼室形状になるまでこれを詰めていきます。