最初はノーマルで乗っていこうと思っていたというオーナー。
ウィンカーステーを短くしたのがきっかけだったかで脱ノーマルが止まらなくなったようです。
今回は630チェーンから525チェーンコンバートキットに交換やQuantumリアサスの入荷取付に備えフロントフォークにTsスプリングを挿入。
シートの仕上がりに備えTsハンドルType0ハンドル取付等着々と乗り易くお好みにカスタムが進んでいます。
Tsフロントフォークスプリング
スプリング交換と同時にフォークオイルも交換します。
実は以前Z1をPamsにてレストアさせて頂いた方のご紹介でお任せ頂くことになったのですがその方はご自分でも車両を組めてしまうぐらいのスキルをお持ちの方でこのZ1オーナーの地元の先輩にあたる方だそうです。Z1を所有してからは色々見て頂いたりアドバイスをして頂いているそうなのですが、今回Pamsに入庫するにあたって何をするのか厳しいチェックが入っていたようで何をするか見せる前から分かってしまうと面白くないということで作業内容を黙っていたそうです。笑
先輩に最後まで黙っていたCRキャブレターの取付。
取付セッティングするにあたりエンジンの状態をZDOCでチェック。
リークダウンテストや圧縮等数値で見ていきます。
ノーマルのセミオートのカムチェーンテンショナーからZ1系デザインのフルオートテンションーアに交換。
点火系もノーマルのポイントからSPIIフルパワーキットに交換。
レギュレーターはMOSFETレギュレーターで電圧制御の安定性を確保します。
元々一通り手を入れてある車両を購入されたということなので部品が綺麗です。
CR29φに連結バーを取付、連結バー購入時等オプションでご購入頂けるチョークレバーも取付致しました。このチョークレバーの触った時の指の腹に沿うような気持ちの良い感じは一度触ってみて頂きたい。職人の丁寧な手作業での仕上げが分かります。
TsハンドルType0の狭さが良い感じです。(MYZにも付けてるので見慣れた光景)
同調をきっちり合わせていきます。
シャシダイでのセッティング中盤から全開域なども理想空燃費値に入れて行きながら乗り方や季節等を考慮し調整して行きます。
525TreeDチェーンが綺麗です。
シャシダイでのセッティングを終え下道セッティング。
色々なパターンで試乗コースを走ります。
To the road!
この後無事先輩へのお披露目も終わり合格を頂けたようです。
これからも良いお仲間とZライフを満喫してください。
ありがとうございました。