昨年末、認定USED・Z扱いで入庫した昭和50年式Z2。
敢えて外観は自然なヤレ感残しの中身キッチリ仕上げにするべく、
まずは腰上から分解。
エンジン内部やカム等々とても綺麗な状態です。
ピストン&スリーブも問題無し。
カムチェーンスライダーが折れてましたが、それによる周辺へのダメージは見当たらずホッとしました。
シリンダーヘッドの状態も健全。シリンダーを洗浄してチェック。
ガスケット類や当時物の1ピースオイルリングが、今回初めて分解された事を物語ってます。
ホーニングしリング交換でも十分イケそうですが、
新たに発売に向けて準備を進めているピスタル製Z2用ピストンを
組込む事に決定!
バルブガイド、バルブ、バルブスプリングも弊社オリジナルを組み込みます。
オリジナル感をリスペクトしながらも内部はキッチリとOH。更に現代のテクノロジーを投入し、耐久性を犠牲にする事なくパフォーマンスを底上げする事で、見た目の時代感はそのままに壊れず乗って楽しいZ2というコンセプトにてプロジェクトは進みます。
何だかバラしている段階で既にワクワクして来ました。
楽しみです!
クランク位相ずれクリアを確認したところで、次は腰下の分解です。
次回へ続きます!