低走行1オーナー物且つフルオリジナル状態のKZ1000。
ですが、年式と走行距離を考慮すれば不動状態だった期間もそれなりにあると思われ、キャブに残留していたガソリンが酸化し各部にダメージを与えていた可能性もあります。今一つ始動性とスロットルの開け始めに癖がありオーナーさんも気になっていた様で、思い切ってキャブレターの完全リビルドを施すことに。
しかし、この当時ものオリジナル外装ペイントが良い味出してます。そう言えばS30Zにもこれに似たマルーン色がありましたね。
無い物は一部製作。
CR等の純正外キャブに交換してしまえば簡単なのですが、ここはオリジナル車両へのリスペクトも込め敢えてのノーマルキャブで。
また一つ初期化の完了。