先日公開したインジェクターによる全開時燃料噴射動画は非常に好評でした。
その際に使用していたのは試作進行中のシャフトレスタイプスロットルボディですが、現状EFI化を行う際にはKEIHIN製造によるカワサキ純正スロットルボディをベースに加工したものがメインとなっています。
流用使用するにあたって、インシュレーターの規格やピッチの違いをZ系に合わせる為にヘッド側に装着するアダプターを用意しています。
使用可能なスロットルボディは’03~’06のZ1000 φ38mm,
’07~’09のZ1000 φ36mm,
’09~’17のDAEG φ34mm となります。
サブスロットルバタフライとサーボユニットを取り外して組み直した状態。
Z系に使用すると視覚的に直接見えてしまうインジェクターハーネスと、TPS(スロットルポジションセンサー)を専用に製作しています。
同じスロットルユニットを弊社のEFI実験車であるZ1000Jにも使用。
(インジェクターとフューエルレールを交換しています)
既に数社のEFI化車両やプライベーター様にもOEM供給を行っています。
こちらは新品をベースに加工を行って製作したもの。
又、スロットルボディはキャブレターと異なり機械的は非常にシンプルな構造の為、摩耗度が非常に低く、インジェクターを専用機で洗浄測定したり新品に交換することで、問題なく使用が可能なUSED品も用意が可能な場合も多いです。
その際に各種センサーは新品に交換しています。