今日は久しぶりに四輪ネタでいきます。仕事で毎日の様に空冷Zを弄りつつ、仕事が終わっても自分達のバイクや車を弄って遊ぶという僕らのスタイルは数十年間という時を経ても全く変わっていません。
これは先日のこと、高山の乗るS30Zのエンジンを降ろした時のもの。ちょっと思う所ありで、サクッといきます。
長く重たい6気筒鋳鉄ブロックは、流石に素手と言うわけにはいきません。しかし、バイクも車もエンジンを降ろすと本当に魂抜けちゃった様な寂しそうなムードが漂いますね。
降ろしたエンジンをエンジンスタンドにセットし分解開始。
車の直6エンジン、流石に場所を食います。
摘出したピストン。今回は全気筒交換です。
洗浄の用意。
右手前が高山のヘッド。カーボンを除去し各部をチェック。今回は最小値面研を施しますが、かなり手間掛けて製作したスペシャルヘッドです。計測したわけではありませんが、過去の記憶と経験から、セッティングが決まれば後輪で350PS以上が出力されそうなフルチューン仕様です。
空冷Zのエンジンも手を入れると驚くほど変貌を遂げるポテンシャルを秘めていますが、このL型エンジンはそれ以上に驚く変化を見せてくれる名機と言って良いと思います。ノーマルは本当にドンくさくて回りたがらない、ただの旧いOHCという感じですから。
まだまだ当分の間、僕らのライフスタイルは変わりそうにありません。
因みに、画像上は少し前に組み直した自分のエンジンですが、同じL型でも高山の物とは全く仕様の異なる方向からチューニングのアプローチをしています。
夜な夜なこんな事ばっかりやっているわけなんですが、たまには家庭サービスもしないといけませんね。笑