前回腰下まで組み上がっていたオレンジタイガーZ1ですが、腰上の加工に少々時間が掛り、少し間があいてしまいましたが、加工が終わりましたので、急ピッチで組み上げていきます。(手は抜かないですよ笑)
面研されたクランクケースデッキに純正スタッドを立てて行きます。
ピストンはピスタルレーシング66mmをチョイス。オーバーサイズでは無いジャスト66mmです。排気量こそ変わりませんが、構造、材質、圧縮比と、純正の66mmとは訳が違います。圧縮比は10.0:1
シリンダーはESTスリーブに打ち換え、上下トルクプレートを使用しスプラッシュホーニング仕上げ
加工後の各パーツを採寸しガスケットの厚み等を選択します。今回はピスタル66mmの設定通りの圧縮圧力になるように設定。アイドラー類も新品に交換し、テンショナーアームのみ、PAMSオリジナル対策加工を施したリファインドテンショナーアームをセット
ヘッド廻りはSAバルブガイド打ち換え、シートカット、セット長合わせ、カムホルダー部ロングリーチヘリサート加工、HFバルブ、ESバルブスプリングなどなど、一通りの加工、パーツを投入しリフレッシュ
組み上がったヘッドを搭載し
カムシャフト、トップアイドラー、カムチェーンテンショナーなどを組み付け、ほぼ完成です。シム調整や細かな部品を組み込めば、いよいよエンジンを車体に搭載です。
気を抜かず、一気に追い込みます!!!あと少し!