画像は高山のZ1ですが、点火系に関する新たな試みの為リフトUPされています。
フルコン化されたテスト車両1000Jからのフィードバックを受けつつ、キャブ仕様のまま点火システムによってどれだけ潜在能力を引き出せるのか楽しみでなりません。今回はそれを踏まえて少しだけ圧縮比を引き上げました。
実は同時に現在テスト進行中、オリジナルカムシャフトのチェックを兼ねています。
シャシダイ上での数値だけではなく、一般道でのフィーリング、そして走行距離を重ねつつ編摩耗や異音の発生は無いか等、多岐に渡るテストを長期間繰り返しています。
専用金型を用いた鍛造中空カムシャフトです。
純正品以上に品質を高めながら、「痒い所に手が届く」的な性格を併せ持つカムシャフトです。他のPAMSパーツ同様に「現場で必要だった物」が開発のベースとなります。
弊社以外でも、開発協力に名乗りを上げて頂けたショップ様やユーザー様より、テスト結果が集まり始め、リリースに向けて最終的な調整に入りました。
今日まで、目標コストまたは目標とする性能をクリア出来ずに、または資金力が足りず等の理由にて、ボツとなるプロジェクトだらけなPAMSですが、今回はお蔵入りせずお披露目できそうなムードです。
先ずは異なるスペックを持つ三種類がラインナップされる予定です。ボツにならなければ・・・のお話なのですが。