大変ご好評を頂いております弊社内燃機加工。PISTAL RACINGピストンのリリースもありここ数カ月はピスタル仕様でのシリンダー製作依頼が多いです。一部をご紹介
こちらはセンターOリングが入らない初期Z1シリンダー
初期には珍しくSTDのスリーブに緩み等無く状態が良かったので、圧入点検後STDスリーブをピスタル70mmでトルクプレートを使用しボーリング&スプラッシュホーニングで仕上げ、上面を最小値で面研しガスケットも同時注文頂いておりましたのでブロック高を測定
上記の初期Z1のヘッドはSAバルブガイドに打ち換えバルブもHFバルブに交換
ヘッド高も測定しベースガスケット&ヘッドガスケットの厚さを選択し納品させて頂きました。弊社にて加工依頼の際に同時にガスケット類をご注文頂く場合、ガスケットの厚さのご相談等必要であればお気軽にご相談下さい。初期のセンターOリングが入らない1ピースFSメタルヘッドガスケットも各サイズ対応可能となりましたので初期シリンダーのオイルリークも心配ありません!!
こちらはZ2。ESTスリーブに打ち換え、ピスタル69mmで製作させて頂きました。上下面最小値面研に伴いこちらもガスケット同時注文の為、加工後のブロック高を測定し理想のガスケット厚で発送させて頂きます!
そしてこちらは現在腰上の加工依頼を頂いておりますMK2ヘッドですが・・・
EX側1番のみ社外のオーバーサイズバルブガイドに打ち換えられていましたが、抜いてみると・・・
ローレット加工が施されています・・・。汗 当然ヘッド側の下穴にも縦傷が入ってしまっています。煙を吹いていたようですので、原因はこれだと思われます。
人それぞれ考え方が有り加工方法も違いがありますが、一度他の手の入ったエンジンは開けてビックリ!?なケースがそう少なくはありません。逆に、これは凄い!なるほどね~と関心するケースもあります。常に後者であるように心がけ日々精進です!!
こちらのヘッドは、幸いローレットの縦傷がボーリングで取りきれそうなので、ヘッド側の下穴をボーリングし縦傷を取り除き通常ご用意いしていますオーバーサイズのバルブガイドでは用足りないので加工後の下穴に合わせバルブガイドを製作し対応させて頂く方向になりそうです。
ご紹介は直近の一部ですので、加工が完成し次第検品後発送させて頂きます。現在ご依頼頂いておりますお客様今しばらくお待ち下さい!