先日に続きGRIFFさんにてタイヤ&チューブ交換を行いました。
75年式 Z2 RSですが大変オリジナル度合の高い個体です。外装色も経年による色飛びを起こしておりますが、正しく年輪を重ねた様な艶やかさを感じさせます。エンジン塗装も所々剥げておりますが、敢えてリペイントせずオリジナルをキープ。キャブレターはオーナーさんからのリクエストでCRに変更。
フレームの測定に始まりエンジンは腰下まで割ってのフルリビルド。PISTAL製鍛造ピストン67mmを使用し817ccとなっています。適度な圧縮&ボアUPにより、ノーマルと比較してトルクフルで乗りやすく且つパンチの効いた、一味も二味も異なる現代のZ2へと進化しています。各部ベアリングや電装系まで全てブラッシュアップ。見た目のヤレ感をそのままに、機能的部分には徹底的に手を入れた仕様です。
見た目の年代感を損なわず、機能的部分は完調となったこのZ2。この先何十年も楽しんで頂けます様に。可愛がってあげてくださいね!