思うところ有り、中々量産に踏み切れていないGPZ1100&1100R用ピストン。
既にオーバーサイズすら純正ピストンでは製廃となっている為、チューンどころかSTDでのオーバーホールすら困ってしまいます。
↑画像↑は、向かって左がZ1000Jヘッド(前期)で右がツインプラグ化されたGPZ1100ヘッド燃焼室モックアップです。同じ空冷Zでこれほどまでに違う燃焼室形状ですが、これは空冷Z系の中で唯一多球形燃焼室となったGPZ1100だけが特異な形状と言って良いでしょう。因みにZ系もJ系も容積等は異なりますが一般的なドーム型燃焼率という事においては同一です。
これだけ燃焼室形状が異なりますから、当然ピストンヘッド形状も全く違った物となります。
先ずは、STDリプレイスに少しスパイスを効かせた様な物が良いかなと現状では考えています。
今夜もピストンについてじっくり考えてみます。画像はJ用/76mmピストン。
ボア径や圧縮比以外にも、空冷Z用ピストンには未だ追求するべき事があるはずです。
それでは皆様、have a nice week end.