腰下が組み上がった初期Z1の続きで、腰上を組んで行きます。
シリンダーはスリーブをESTスリーブに打ち換え、ピスタル70mmをSET。各リングの合い口隙間を確認し、調整します。
純正シリンダースタッドをケースにたてて、ピストンをSET。
使用するベース&ヘッドガスケットの厚さを決める為にシリンダーとヘッドの高さ測定しておきます。弊社ガスケットシリーズは豊富なラインナップをご用意しておりますので、ご希望通りの圧縮比に調整が可能です。弊社取り扱いのピスタルピストンは付属のインストールマニュアルにガスケットの厚さ選定による圧縮比の調整が分りやすく記載してありますので、圧縮比の計算が苦手な方でも、大体の調整が可能です。(正確に圧縮比を調整する場合は燃焼室容積測定などが必要です。)
シリンダーを取り付けハンドクランキングにてピストンの摺動を確認。非常に軽く滑らかです。
アイドラー類は弊社商品のリファインドテンショナーアームとライトウエイトアイドラー、トップアイドラーは純正を使用。ヘッドナットは初期型エンジンなので初期型ナットをチョイス。初期シリンダー使用時はアイドラーシャフト&ダンパーも初期型専用になりますので注意が必要です。
そしてヘッドガスケットもセンターシールが入らないタイプなので専用の一枚物になります。
そしてこの後、あらかじめ組んで置いた「新品ヘッド」を乗せて行きます。
つづく・・・