元々がキャブレター装着されているZ系を含むオートバイをインジェクション化する場合、ハーネスを含む電装系はそれ用のシステムになっていません為、汎用のフルコンを装着する為には汎用として用意されているECUハーネスを車両に合わせて加工しながら組み付ける事になります。
それについては以前の記事となりますが、少し触れています。
又、ECUのみでなく、インジェクション化によるフューエルポンプ他のコントロールやその他のハードデバイスの稼働の為には電源リレー回路も別途に製作して用意する必要があります。
これらの配線ですが整備時の事を考えると、各コードは機能ごとに分割されている方が好ましいです。後はその配線が何の機能を持っているか識別出来るようにタグを着けようかと思っていたのですが、LINK ECUの日本代理店では既に用意されているとの事でしたので取り寄せてみました。
8気筒迄の可変バルタイシステムや過給機にアンチラグ(ミスファイアリングシステム)機能が装備されている4輪車に迄対応出来る様になっている様です。
黄色い方はECUハーネス、白い方はリレーハーネス側に使う様な感じですね。
既に次のインジェクション化希望車両が数台決まっていますので、それらに導入してみる事にします。