エンジンオイルと並び定期的に交換する事になるスパークプラグ。
様々なグレードの物が各社からリリースされておりますが、使い方と後は乗り手の好みもあり一概にどれがベストというのも難しい事です。勿論費用対効果も考えなければなりません。
さて、ここからは少々お恥ずかしい話です。
画像は私が新車から13年間乗り続けているファミリーカーから交換の為外された純正採用のNGK製スパークプラグです。(プラチナ)
定期点検を含むメンテナンスは基本的にディーラーさんへ依頼していたのですが、私のチョンボもありまして何と150.000km以上に及んだ走行距離の間に、一度もプラグ交換をしていなかったんです。
勿論、それが原因で何か不調に陥った事もありませんでしたが、何か気持ちが悪いので先日のオイル交換時に全て新品にしました。
しかし、厳密には電極の摩耗も発生しているのでしょうが、走行距離を考えるとその劣化具合は想像していたよりも少なく、怖いもの見たさ的興味のあった私は少々ガッカリした次第です。
ただ、プラグの寿命は走行距離だけではなく、そのエンジン特性や使い方による常用回転数の違い等でも消耗速度は変化するでしょうし、必要以上に強力な点火システム等もその寿命を縮める可能性があると思います。
ただし、やはりインジェクションにより絶えず最適な燃焼状態が保たれている現代の車両においては、カーボンの蓄積等によるプレイグニッションや、燃料やオイル被りといったトラブルに見舞われる事も少ないと思われ、それもプラグの長寿命化に一役買っているのは間違いありません。
医者の不養生・・・ではありませんが、自分でも少々驚きの150.000km無交換走破というお話でした。
因みにこのプラグメーカーはNGK、流石ですね。