と、大仰に言ってみましたが、EFI化するこの車両はヒューズボックスがZ1000J系の純正で、メインハーネスには市販の汎用リレーを追加増設してありました。
これに更にEFI(インジェクション)化する為のフューエルポンプやECU、インジェクターにA/Fセンサーアンプユニットの電源リレーを装着するのに以前にも使っているリレーヒューズボックス(下の写真のもの)を追加すると、ただでもスペースに制約のあるオートバイだとレイアウトに悩む事になります。
そこで一つのリレーヒューズボックスに纏める事にします。
通常使用しているものに比較するとふた周り程大きくはなりますが、全てのリレー回路とヒューズを統合できる分、整備やメンテナンス面、耐久性についてもメリットは大きいと思います。
ちなみに、このタイプのヒューズボックスですが、日本国内では殆ど流通が無い為に海外よりの取り寄せで、又、汎用品の為回路は自由に組む事が出来るのですが、配線付きで出来合いの状態で販売されているわけではありませんが、従来タイプの小型リレーヒューズボックス同様若干の在庫はありますので、ご興味ある場合はお問い合わせ下さい。
配線で接続される下面及び上面のカバーも防水で、特にこの写真のものは、4輪の旧車にも使用可能な回路数を組む事が可能で、更にケース筺体を接続して増設する事も出来る構造になっています。