Z系はそれ程では無いのですが、Z1000J系のフューエルタンクはクリアランスとタンクの脱着時の取り外し方向の関係でステム部分のエッジを干渉させて塗装に傷を入れてしまい易い為、自分が整備する際や弊社のテスト車であるZ1000Jの様にパーツやインジェクションのテストの為、頻繁にタンクを脱着する必要がある場合は、ステム近くに市販のエッジガードを装着する様にします。
ちなみに、このタイプはモール内に金属が入っていて丈夫な上、J系の様なタンクエッジであれば貼り付けの必要も無く押さえるのみでしっかり固定出来ます。
見た目の好みもあるかとは思いますので整備が終わったら取り外してもいいのですが、スロットルケーブルやハーネスの擦れや干渉を防止するのには良いので、装着したまま使用しています。
初期のZ1系のプレスタンクの場合はエッジ平面が厚くて短いので、装着は難しいのですが、後期の通称外プレスタイプと呼ばれる様なタンクであれば同様に使用は可能です。
キャブセッティング等でフューエルタンクを頻繁に脱着する必要がある等の場合は、タンク下側のエッジに一時的にでも装着してやると塗装も保護できるかと思います。