本家カワサキさんがZ用シリンダーヘッドを復刻し驚いたものです。二輪や四輪のクラシックモデル用にと、メーカーが純正部品を復刻してくれるのは本当に有難い事です。
さて、画像はノーマルZ1ヘッドをカットしたものですが、ポート拡大および形状変更する為、各部の肉厚そしてマージンを確認する目的で作ったカットモデルです。
こうして見てみるとポートの形状も良く分かりますが、タペットホールからガイド穴の距離、オイルラインまでのマージン等も把握できます。Z系の特徴である鋳込みタイプのシートリング形状もよくわかりますね。
設計時からポート形状やサイズを適正化した物を鋳造し、ハイリフトカム対応、吸排気効率を上げツインプラグ化等も容易い作りになったチューンドヘッドなんて物があってもいいのになぁ。。。と妄想。
実は現在、とある4輪用エンジンのシリンダーヘッド開発に携わらせて頂いてまして、 尚の事本業である空冷Zのシリンダーヘッドにも想いを寄せてしまうわけです。
しかし、あくまでも妄想です。