サンスタースプロケットを販売する国見コマースより、Z系に使用可能な新型スプロケットが発売されました。
Z2の当時ルックススプロケットです。
当時の純正は630の42Tですが、530や525はチェーンのピンの間隔が短くなるので、外径を同じレベルにするのに50Tとなります。
軽量化の穴は、当時の630純正と同じ形状と位置になっているのがわかるでしょうか?オリジナルZ2の位置と形状を忠実に再現してあるのだそうです。
Z2はZ1に比べ排気量が少ない分高回転型のエンジンとなっていますが、ストリートレベルでの加速感を同等レベルとさせるのにスプロケットの減速比がローギアの設定となっていますのでホイール側のドリブンスプロケットが大きくなっています。
むしろこのドリブンスプロケットの大きさがZ2らしさでもあるのですが、市販の530,525のスチールスプロケットには実寸で当時のものと同 レベルの外径のものがありませんでした為、通常はエンジン側のドライブスプロケットを小さめにする事で帳尻を合わせるしかありませんでした。
このサイズのものが出来た事でサイドルックスはオリジナルを保ったまま、軽量な530や525チェーン化する事が出来ます。
鋼鉄で出来ているチェーンの重量はかなりの物です。この部分の軽量化は動力性能の全てにプラスに働きますので、交換時には是非とも選択肢に加えたいところです。
特にZ2のドラムブレーキ用ホイールに対応する525スプロケットには、ドリブン側が40丁以上の物が設定されておらなかった為適正な減速比で525化が出来なかったのですが、これで対応が可能になりますね。
当時よりチェーンの品質強度が向上して、昨今のカワサキ車ではDAEGや300馬力オーバーのH2-Rですら525規格のチェーンを使用しています
当時よりチェーンの品質強度が向上して、昨今のカワサキ車ではDAEGや300馬力オーバーのH2-Rですら525規格のチェーンを使用しています