電気系、テスター使用と言うと苦手だと言ってしまう人は自分で愛車を整備する様なユーザーでもわりと多いのですが、電圧と配線の接続状態を見る為の簡単なもの位はツールとして持っていても無駄では無いでしょう。
ちなみに、これは私が車載ツールとして使っている非常に簡単なもの。
本当に電圧と抵抗値や接続状態を点検する目的にだけ使えるものですが、小型なので出先で簡単にチェックするだけなら便利です。
ちなみに、これは弊社の整備現場で割と使うタイプのもの。
直流、交流の電流値にコンデンサー容量も測定出来る基本的なものですが、オートバイ整備であれば殆どの状況で使えます。
ちなみに、最初の小型のものでも電圧程度であれば1/100Vの誤差程度と、中々充分な精度です。
整備用として一般のユーザーが工具箱に入れておくなら、この程度のものが良いかと思います。
大きさも邪魔になりませんし、精度も悪くありません。自宅で何かしら電気の点検をするにも使えるレベルです。
海外生産の様ですが、計測器メーカーより検査されてから販売されているものですので、表示数値にも割と信頼が置けます。
ちなみに、車両の充電状態等の確認には、市販のデジタル油温計等の機能の一部で電圧表示の出来るものを使われている方も多いのですが、アフターマーケット用としてのそういったパーツは厳密には測定器では無い為に具体的な数値は割と誤差があります。
商品固体やメーカーにもよりますが、経験上最大±1.5V程度実際に校正済みテスターで測った数値との差があります。 あくまで電圧が上がっているか下がっているかを確認できる程度にして、実際の各部の数値の確認はテスターで行った方が良いでしょう。
簡易なものであれば数千円から販売されていますので、旧車を含む車両の点検には一つ持っていても良いでしょう。