先日の記事に続きます。

試作タイプのZ1/Z2用(6H)ドリルドローターをご紹介致しましたが、今日は試作Discを始めサンスター社の開発試験風景をご覧ください。

専用の試験機にて回転数や負荷を可変しつつ、耐久性そして制動力のテストを繰り返し行っているところです。実際に私達が好んで使用する事の多いAP 2696キャリパーを用いて試験を行って頂きました。

↑Z用ではありませんが、徹底的に対象ディスクを虐めに虐め抜きその強度と限界を見極めています。

どこまで耐えられるか?・・・
ではなく、どこまで虐めたら耐えられなくなるのか?
要するにどこまでやったら壊れるのか?
それを繰り返しながら必要とする強度を見極めてゆくわけです。

画像↑は熱処理を施している風景です。白い煙が上がり始めました。サンスター社が熱処理に非常に強いノウハウを有しているのは、意外と知られていない事実だったりします。

回転するローターがみるみる内に赤く変色。これは高周波焼き入れと呼ばれる熱処理です。

短時間で一気に温度を上げ熱処理を施します。原理的には家庭内にもあるIH調理器の様なものです。最終製品の見た目では判断がつきませんが、この熱処理の良し悪しでその後の耐久性等に大きく差がつきます。

アフターマーケットには様々なディスクやスプロケット等が製品として存在します。その中でも私達がサンスター製品を以前から多く使用するのは、この様な舞台裏を良く知っていると言う事も大きな理由なのです。