プライベーター様よりご依頼を頂きましたZ1の内燃機加工1台分。シリンダー加工のご依頼が多く、少々長めの納期を頂いております。通常一台分のご依頼ですと全て加工が終わってから一台分として発送させて頂いておりますが、ご希望があれば完成したものから発送させて頂く事も可能ですのでご相談ください。
組手としましては、組む順に加工が完成すると有難いものですので、現状の様に内燃機業務全体が混雑している場合は、極力エンジンを組むパート順に加工を完成し、全体的な納期の面で極力ご迷惑が掛からないようにしています。
と言うわけでシリンダーがまだ完成していませんので、既に加工が終わっているクランクケースとヘッドを先に発送させて頂く事に。
シリンダーパートのメニューがESTスリーブ66/OS打ち換えのピスタルレーシングピストン66mmの仕様なので、ケースボーリングは必要なくデッキ面を最小値で面研のみです。
ヘッドは川崎重工より再販されているリバイバルヘッドに弊社HFバルブplusの組み合わせなので、擦り合わせのみと、こちらも加工が少ないですので、早く完成です。
コンパウンドを付けてタコ棒で一本一本すり合わせていきます。シートカットを弊社でしたヘッドの場合は機械ですり合わせする事が多いですが、新品ヘッドの場合まれに上手く当たりが出ない個体があるようなので、少しずつ手で確認しながら擦り合わせていきます。
擦り合わせが終わったら光明丹を付けて当たりの確認です。いい感じですね。
IN&EX合わせて8か所すり合わせ&当たりの確認をし完成です。明日には発送可のです。 シリンダーはもう少しで完成致しますので、追いかけて発送させて頂きます。腰下とヘッドを先に組んで待っていて下さいね!
シリンダーパート頑張ります!!