前から欲しかったこのスプリングピンが仕上がりました。
通常ですと、2696用キャリパーのパッドは適当な太さの使い捨て割ピンで装着する事になっているのですが、割ピンというものはその名の通り太さの半分に割ってあるわけですのでその分強度は落ちるのと、固定時には曲げてしまいますから原則再使用は避けねばなりません。
更に抜き差しする際の作業性という問題もあります。
パッド点検の度に結構大きなこのサイズのものを使い捨てとなると、常に予備を用意する必要もあります。
今回製作したものは、錆対策の為にステンレス素材を使用して、更にポリッシュしてあります。
単純なクリップピンとせず、ひと手間巻きを入れてあるのはこうする事によってスプリングとしてのヘタリを防止して永く使える様にする為。
これで確実にパットを保持します。
用意はキャリパー1つにつき2本単位でとなります。