お待たせしております内燃機加工、昨今の旧車ブームの影響も有り大変混雑していましたが、やっと順番待ちの列が短くり、落ち着き始めて来ました。ですが先週辺りから、オフシーズンの年末年始に向けての加工依頼、お問い合わせが増えて来ました。早いもので気が付けば今年もあと2カ月です・・・。あっと言うまです。これからの時期は通常時でも内燃機加工が込む傾向ですので、御依頼をお考えの方はお早めにどうぞ。
直近に完成しました内燃機加工を幾つかご紹介
初期シリンダーのZ1にESTスリーブ66OS入替、トルクプレートを使用しピスタルレーシングピストン66mmでボーリング&ホーニング。
スリーブ入替に伴い上面を最小値で面研、初期シリンダーはセンターシールリング溝が有りませんので何時もの溝掘りは必要ありませんね。
ヘッドはバルブガイド打ち変え、バルブはSTD径よりIN/EX共に1mm大きいHFバルブアルファに交換、セット長合わせ、すり合わせ、最小値面研。ガイドはEX側のみヘッドとバルブガイドの締め白が弊社基準より緩かったので下穴をボーリングし12.58mmのオーバーサイズガイドで打ち変えさせて頂きました。ありがとうございました!
こちらはKZ1000P(ポリス)にESTスリーブ70OS入替、トルクプレートを使用しピスタルレーシングピストン70mmでボーリング&ホーニング。
スリーブ入替に伴い上下面最小値で面研。センターリング溝は使用ガスケットに合わせて掘らせて頂きました。溝の深さの設定に関しましては、弊社ラインナップのヘッドガスケット(0.2t刻み)の3種類が使用出来るように設定させて頂いております。(例:ピスタルの基準ガスケット厚の1.1tと前後の0.9tと1.3tの3種類を選択出来るようにしています)
ヘッドはバルブガイド打ち変え、HFバルブプラス(STD同径)使用でセット長合わせ、ステムエンド研磨、すり合わせ、最小値面研と定番メニューで加工させて頂きました。いつもありがとうございます!
これから年末年始に向けて加工をお考えの方は、納期をご確認の上ご依頼下さい。
弊社内燃機加工をご利用頂きありがとうございました!!!