弊社Z1000Jへの組み込みです。
ボーリング済みシリンダーとブロックの入れ替えですので、予めリングギャップ等は確認して、用意したものを組み込んでいきます。
シリンダーブロック高確認。
ちなみに、J系の純正シリンダーブロックは、Z1系のものより基準値で0.2mm高い89.75mmです。
こちらのシリンダーブロックは、上面の荒れを取り除くのに約0.09mm面研しています。
各ピストンを、コンロッドに装着。
シリンダーブロックにピストンを挿入しながら落としたところ。
Z系に比べJ系ヘッドの燃焼室は径が大きい為、同じ72mmでもボアアップによる外周のフラット部分がより小さくなります。
この外周部のラインは、設計時に非常に拘ったところです。
ヘッドガスケットは、設計時に標準とした1.1mm厚のものを使ってまずは組んでみます。