サイズのかなり異なるPISTALピストンを使用した 、最近完成した内燃機加工2機のご紹介です。 左Z系76mm、右750系67mm
業者様からのリピートオーダーでZ750D1のシリンダーを製作させて頂きました。
750シリンダーにESTスリーブ64OS打ち変え、上下最小値面研、ピスタル67mmでトルクプレートを使用しボーリング&ホーニング、プラトー仕上。
元々上面に面研が入っていた所に、今回弊社にて最小値ですが更に面研が入り、センターシールOリング溝がかなり浅い状態でしたので、使用ガスケット厚を考慮し適正値に掘らせて頂き、シリンダーサイドの反り止めM6ネジ穴もヘリサート加工もさせて頂きました。何時もありがとう御座います!
こちらはプライベーター様からのオーダーのZ1です。
Z1シリンダーにESTスリーブ74-76に打ち変え、上下最小値面研、ピスタル76mmでトルクプレートを使用しボーリング&ホーニング、プラトー仕上。
こちらもセンターシールOリング溝はガスケット厚に合わせて加工させて頂きました。
74-76スリーブなのでクランクケースもボーリング、デッキ面は最小値で面研。
ヘッドは、SAバルブガイド打ち変えのバルブはお客様お持込のビトーR&D製にてシートカット、セット長合わせ、すり合わせ
ツインプラグ仕様になっていたヘッドで、今回BIGバルブ化と言う事もありましたので、バルブ廻りの加工が終わったら、燃焼室容積を測定し、圧縮比をオーナー様のご希望になる様に計算し面研の量を決めて面研。チューニング度の高い仕様ですので、組み付けと調整はしっかり行って下さいね! この度はありがとうございました!