JMC × PAMS L6 Project が発足してから約一年が経過しました。
最初に話が出たのは更にその二か月程前になりますが、JMC社にて本格的な打ち合わせが始まったのは丁度一年前の今頃だったと思います。
実はJMC社とお付き合いですが、L6ヘッドではなく空冷Z用のエンジン内部パーツに関する相談から始まりました。
その際打ち合わせを終えた後にJMCさんで普段製造している製品について色々なお話を聞いたところ、数ある物の中でも自動車メーカーからの試作ヘッドやブロックが多いと言う話しが出ました。ふと頭の中を過ったのが、丁度その時にポートや燃焼室を仕上げていたL型ヘッドが手元にありまして、それをお見せしてたのがこのプロジェクトの始りです。
そこから実際にプロトタイプヘッドを載せてシャイクダウンを兼ねモテギでのドラッグレースに出場したのが去年の11月ですから、本格的にプロジェクトが立ち上がってから約半年で形になったわけです。モノがシリンダーヘッドでしかもチュンーンド仕様と考えたらかなり早いペースだと思います。
ただそこまでの道のりは中々険しく、途中経過等も含めて可能な範囲で又ご紹介してゆこうと思います。