SP2コイル用のプラグコードセットです。
こちらのコードセットにはガラスチューブを付属させていますが、これはドレスアップのみが目的では無く、絶縁と耐熱特性は高いものの機械的な摩擦にはそれほどでも無いシリコンプラグコードの表面がフレームやシリンダーヘッドに当たっている際に振動で摩耗するのを防止する為に使用しています。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=21554
以前上記の様にも記事にしました通り、コードの保護の観点からも必ず使用いただきたいのですが、チューブが割とコードに対してタイトな為、なかなか通すのが難しいと言われる場合があります。
ただ、チューブを1サイズ上げてしまうと、この様に曲げた際にもスムーズな曲線を描かずに表面に皺の連続になってしまいます為、ルックス的な観点からもこのサイズを採用しています。
前回の記事にも書きましたが、コードを通すにはガラスチューブを伸ばす方向に引っ張らず(窄まって更に内径が細くなりますので)コードを押していくか、紐等で出口側から少しずつ引いていくかの方法が間違いないです。
ちなみに、紐だと柔らかくて作業し難い場合は適当に太い導線を使う方法もあります。
40mm程度被膜を剥いて縒ります
銅線部をコード端子の穴に通します。 先端側を再度折り返しているのは、ガラスチューブ内部に刺さって引っかからない様にする為です。
後はコードを押す様に挿し込んで
少しずつ出口側から引っ張ります。導線の方が少し固い分、紐よりも作業し易いかも知れません。
この際の基本は、ガラスチューブ側を引っ張らずに両端から少しずつ押す様にしてコードのみを引いていくことです。