兼ねてより製作と実車装着検証とテストを続けてきた、オートカムチェーンテンショナー
やっと一般販売のご予約を受け付け開始出来る目処がつきました
Z系のアイドラーのかかる負荷を低減しながらも適正な張りを行うには、より低レートのスプリングテンションで無段階に細やかな調整が可能なリテーナー方式の方が適していると当社では考えての採用です。
更にボールリテーナーは、Mk2系の純正より玉数が多い新型として、シャフトやレース部分の寿命にも考慮しています。
運転時の熱による、クランクケースやシリンダーブロック,シリンダーヘッドの膨張によるカムチェーンの必要以上の張りを吸収して、チェーンはもちろん、アイドラーやローラーも保護する為に、テンションロッド先端に厚さ6mm強のゴムブッシュを装着しています。
構造上、MK2系のフルオートタイプは、ストローク量が不足となるのですが、当社製のストローク量は、最も長いZ1のセミオートタイプのものより長くなっています。
この為ノーマル車はもちろん、面研等で、よりロッドの突き出し量が必要な車両にも適しています。
更に、インナースプリングとロッド構造を現代的な構造として、最も収縮した状態からフルストローク迄スプリング反力の変化は少なくなっており、伸び切るまで適切なテンションを維持できます。
こちらはZ1系用デザイン 税別¥23,000
オリジナルはセミオートですが、デザインは踏襲してフルオートとしています。
こちらはM1000Mk2,FX1タイプデザイン 同じく税別¥23,000
ちなみに、外観の違いのみで機能面は全く同じです。
Z1系の車両に、Mk2,FX1タイプのテンショナーを装着してももちろん構いませんし、その逆もOKです。
初期ロットは数が限られておりますので、お早目にお問い合わせください。