遠方からエンジンのオーバーホールなどの作業で入庫頂いたZ2。
オリジナルの外装などが良い質感を出しています。
以前にもオーバーホールをされたということでしたが、
距離も乗りこの先安心して乗って行けるようにと点検も含めて着手です。
ここでバルブタイミングが間違っているのがわかります。
分解前に圧縮やリークダウン測定をし、各部点検しながらの分解作業。
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トランスミッション分解、ブッシュ部分のクリアランス、その他点検し洗浄します。
クランクシャフト、各部測定点検。
個体差で差はありますが、細かいバリも取り除きます。
見てしまうと…取り除かないと気持ち悪いですね。
オイルラインや雌ねじを念入りに清掃し、内燃機加工などを終えたエンジンの組付け準備。
点検、洗浄を終えたトランスミッションをベアリングなど交換し組んでいきます。
クラッチバスケットはクラッチシステムコンバートキットを使用。
ピストンは PISTAL PISTON ピスタルピストン
69φをチョイス。
http://www.pams-japan.com/pistal/
ESTスリーブ
FS METAL HEAD GASKET。
ガスケットシリーズは豊富なラインナップから仕様に合わせてお選びいただけます。
ESバルブスプリングやヘッド廻りの細かいパーツを用意していきます。
HF バルブ(プラス)はノーマルスペックからライトチューンなどに
http://www.pams-japan.com/PE/valve.php
カムシャフトまで組み終え、周辺の細かい作業が続きます。
精度に拘ったAll made in Japanな JPオイルポンプ。
組み手も安心します。
http://www.pams-japan.com/PE/oilpump.php
エンジンの搭載を終え、電装関係の作業に着手。
ハーネス引き直しやハイパフォーマンスヒューズシステムの取付
SPII点火システムの取付等。
以前、日清ワークスさんでオーバーホールされたというVM29。
間違いないでしょう。
無事火を入れ
シャシダイでラッピング作業、段階を追って負荷をかけ初期あたりをつけます。
第三京浜、高速試乗。
質感そのままに中身はかなりリフレッシュされたと思いますので、
慣らしからしっかり楽しんで頂ければと思います。
ありがとうございました。