弊社にて製作販売しております、ハイパフォーマンスヒューズシステム。
純正のメインハーネスに割り込み接続するのみで、信頼性の高いブレードタイプの多系統ヒューズと防滴ケースのシステムに変更が可能である為、人気の商品です。
http://pamswebshop.my-store.jp/shopdetail/000000000133/ct12/page1/recommend/
Z1,Z2系
FX-1,Mk2系
Z1000J,Z1000R,Z1100R系
これらのシステムに、純正には無いSUBメインと呼ぶ電源出力があります。
説明書を読まれる前のユーザーから結構問い合わせがありますが、赤い二股のメス端子になっている赤いコードで、青く囲ってあるヒューズを通してバッテリーのプラスに繋がっています。
これはヒューズを入れてあるバッテリ直結の電源ですので、例えば常時稼動させる為のセキュリティの電源やオプションのシガーソケット、それ以外だとバッテリーから電源を取るリレーハーネスセットの為の電源取り出しとして使えます。
ちなみに、レギュレーターレクティファイアーからの充電電源をここに接続してやると、ヒューズを介して車両側への充電回路としても使えるとして、その様に接続される場合があると聞きました。
使用方法としては間違いでは無いのですが、その場合必ず注意しなければならないのがヒューズの容量です。
販売時の初期にはこの部分のヒューズは10Aとなっています。
上記の通りセキュリティの電源としては充分ですが、充電回路のヒューズとしては不足です。
10Aでは、最も充電性能の低いZ1系の純正ジェネレーターの出力でも上回ってしまう可能性があり、その場合はヒューズが飛んで車体側への電力供給が不十分になってしまいます。
それでもバッテリーに貯められている分の電力は車両に供給され続ける為しばらくは走行できるのですが、電力が尽きると車両は停止してしまいます。
従って、この赤いコードのSUBメインをレギュレーターからの充電電源として使用する場合は、ノーマルのZ1,Z2系インナーロータータイプのジェネレーターの場合は20A、 Z1000Mk2,FX1以降や弊社のジェネレーターコンバートキット等のアウターロータータイプの場合は30Aのヒューズに必ず交換する様にしてください。
ヒューズは電源回路や各部デバイスの保護の為に有効ではありますが、必要な容量のものを使用しなければ本来の機能を果たせませんのでご注意ください。
又、SUBメインの使用方法やヒューズ容量の選択方法については、付属のマニュアルを参照いただき、不明な場合はプロにご相談ください。