平素より弊社内燃機加工をご利用頂き有難う御座います。年内完成出荷を目指し、追い込みを掛けていました内燃機加工も本日の出荷をもちまして最終となりました。直近で出荷させて頂きました物を幾つかご紹介させて頂きます。
兵庫県の業者様から御依頼頂きましたZ900LTD。ESTスリーブ66O/S入替、上下最小値面研、ピスタル66mmピストン、上下トルクプレート使用ボーリング&ホーニング。リバイバルヘッド使用と言う事で、HFバルブPLUS等の部品もご購入頂きました。何時もありがとうございます。
こちらは千葉県の業者様から御依頼頂きましたZ1。元々純正より大きいスリーブに入れ替わっており、70mmピストンが入っていましたシリンダーは、純正0.5O/Sピストンでの御依頼でした。スリーブは既存の物を使用しましたので、加工前に専用治具にてスリーブを押し、沈み点検をしてから上下トルクプレート使用ボーリング&ホーニング。上面は最小値で面研させて頂きました。オプションのブロックサイドのM6反り止めネジ部ヘリサート加工もさせて頂きました。
こちらも千葉県の同じ業者様からオーダー頂きました750D1。
こちらも既存スリーブ使用の純正0.5O/S仕様で、スリーブ押し沈み点検後に上下トルクプレート使用ボーリング&ホーニング。
上面を最小値面研後に元々浅かったセンターシールOリング溝はMC機械加工にて適正化。
ヘッドは、バルブガイドのガタが少なかったので打ち変えずに、リプレイスバルブ使用でシートカット、セット長合わせ、ステムエンド研磨、最小値面研。お持込頂きましたリプレイスバルブは一度すり合わせをされていましたので、フェイス研磨もさせて頂きました。
上記のZ1、D1の他にFX-1の加工も御依頼頂いておりましたが、FX-1は来年に持ち越しとなりました。この度は内燃機加工の御依頼を頂き有難う御座いました。今後とも宜しくお願い致します。
こちらは大阪府のプライベーター様からの御依頼のZ1。
ESTスリーブ66O/S入替、上下最小値面研、ピスタル66mmピストン、上下トルクプレート使用ボーリング&ホーニング。オプションのブロックサイドのM6反り止めネジ部ヘリサート加工もさせて頂きました。
ヘッドはSAバルブガイド打ち変え、IN側は通常の12.08mmにて入替、EX側のみガイド下穴に問題がありましたので、下穴をボーリングし12.58mmのオーバーサイズガイドを使用。HFバルブPLUS使用、シートカット、セット長合わせ、ステムエンド研磨、すり合わせ、最小値面研と定番のフルメニューで加工させて頂きました。
クランクケースはシリンダースタッドボルトを外す際に何本か折れてしまいましたので、機械加工にて折れ抜き加工、ボルト穴が痛んでしまっている所が何カ所かありましたので、ヘリサート加工もさせて頂き、デッキ面は最小値で面研。
ミッションのO/Hも御依頼頂いておりましたので、分解洗浄をし、ベアリング類や消耗部品の交換、ミッションブッシュの製作入替などさせて頂きました。
クランクは各部点検測定。テーパーエンドが荒れていましたのでクリーニング。
腐食が若干見受けられましたが、曲がり等無く、今までの使用で気になる振動なども無かったと言う事で、オーナー様との打ち合わせにより、今回は洗浄し各部を磨き終了。
その他、ガスケット類やエンジン関係の部品もご購入頂き有難う御座いました。これからゆっくり組んで行くと言う事で、頑張って下さい。ありがとうございました。
今年も弊社内燃機加工をご利用頂き誠に有難う御座いました!