弊社で取り扱っています、Z系用のヘッドカバーボルトセット。
http://pamswebshop.my-store.jp/shopdetail/000000000068/ct41/page1/recommend/
クロームメッキされた、フランジ付きのキャップボルトとなっていて、座面に別にワッシャーを使用する手間が無い為、割と使用していただいているお客様も多いです。
ちなみに弊社のZ1000JはベースはUS仕様なのですが、カバーをEC仕様に変更している為このボルトを流用して使っています。(J系は使用本数がZ系より4本多く20本、又、カムプラグ部の長いボルトは別に必要です。)
さて、キャップボルトが便利なのは、脱着に使う6角レンチの先端がボールになっているものを使うと、少し斜めな方向からも挿し込んで回す事が出来るところです。
この為、自分が整備するのにヘッドカバーを脱着する際には、写真の様な電動ドライバー用の先端ボールロングビットを、こういったハンドルに着けて使用しています。
このタイプだと、フレームの陰になってしまう位置のボルトも緩めたり締めたりが結構簡単に出来ます。
ボールポイントビットでかけられるトルクに関してですが、ヘッドカバーのボルトはむしろ大きなトルクで締めるべき場所ではありませんので、これで便利に使っています。
ちなみに、元々このビットは電動ドライバー用のものなので、自分はカバーのボルトを抜き取る際や、本締め前迄の挿し込みには電動ドライバーを併用する事も多いです。
もちろんねじ山の状態が良好なものか、万が一に異常がある場合にねじ山を壊さない様にドライバーのトルクセッティングは必ず最低レベルで使う様にしています。
正常なねじ山は、締め付け以外のポジションでは指先で回せる程度なのが正常ですので、それ以上の力は不要です。