先日紹介した、フルコン使用時に使用する為のイグナイター一体型イグニッションコイルを弊社Z1000Jにも組み込みしてました。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=27043
ちなみにこのコイルの場合は、プラグコードは専用のソケット付きのものをワンタッチで抜き挿し出来るタイプを使います。
フルコンECUとイグニッションコイルの間に入っていたイグナイターを取り外ししました為、その分のスペースが出来、配線も若干シンプルになっています。
ちなみに、市販車両の場合はバイクと乗用車では設計の思想が少々違い、バイクの場合現行のインジェクション車でもECU側にイグナイター機能を持ったものが多く、イグニッションコイルはコイル機能のみの場合が普通です。
反面、乗用車の場合はECU側は点火コントロールは演算とデジタル信号の出力のみで、イグナイターはエンジンのシリンダーヘッドに直接組付けられたイグナイター一体型コイルが現代では主流です。
汎用フルコンの場合、4輪の乗用車に使われる前提で設計開発されるものが多い為、本体にイグナイター機能は組み込まれていないのでしょう。