先日より新製品追加したPAMSブランドのZ用オイルフィルターを紹介します。
今回弊社ブランドとしての専用品として、従来品と異なるのは、フィルター内部にマグネットをインサートしてある事です。
エンジン内部ではカムシャフトはもちろん、ピストンリングやシリンダースリーブにトランスミッションと鉄で出来ている部分は長年の走行に従ってほんの僅かずつ徐々に摩耗します。
その際に生じる鉄粉の多くはオイルポンプストレーナーを通過してポンプからオイルフィルター室までは到達します。
それらの鉄粉でも、新品時エンジンパーツを組み込んだごく初期に発生する大きなものはオイルフィルターに濾されてオイルラインに流れる事はありませんが、ならし運転が終了した後に生じる様な肉眼でそれとはわからない程極々微細なものはオイルに溶け込んだ様なサイズで、フィルターを通過してしまうレベルの物も少なからず存在します。
それらは直接的にエンジンを壊すレベルの物ではありませんが、それでも分子レベルでは柔らかいカムメタルやカムとリフター間の様に金属同士が擦れ合う様な場所には少なからず影響が出ると考えられます。
その為、フィルターの濾紙部分すらも超えるレベルのものを少しでも循環させない様にと考えて、内部にマグネットを装備する様にしました。
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