インジェクションのハード部分のメンテナンスを済ませたら、空燃比のマップと調整を行います。
さて、先日記事にもしましたが、この車両に使用しているフルコンはHaltech社製で、最近よく使用しているLink社の物と違いECU本体でログ記録する機能が無い為、PCを接続してそちら側に走行ログを記録する事になります。
例えばこれが4輪であればPCを触る人間が助手席に座って、ドライバーにアクセルワークの支持を出す様手段が取れるのですが、2輪ではそうはいかないので自分が調整する際にはモニター一体型のタブレッットPCをハンドルマウントしてECUと繋げています。
上の画面だと、スロットル開度に対してマップのどこを読んでるか、リアルタイムで分かり易いのですが、注視しながら走ると危険なので、通常はタコ―メーターと空燃比表示を中心のシンプル画面に切り換えます。
ちなみに大きく数字で表示されているのが空燃比で、モニター下側で流れている様に表示しているのがデータログ記録中の表示です。
難点と言えば、一般的にPCは室内等で使用する事が前提でモニター画面の輝度はそれ程高いものでは無いので、日光の当たるバイクでは明るいにこれをやっても正直見辛いです。
従って、夕方日が落ちてにからなりますね。