弊社にて、Z系のオイル漏れが起こり易い部分の筆頭共言える、ジェネレーターカバーの配線取り出し部に使われているグロメットシールをバイトンゴムで製作して、約5年目です。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=10910
特に弊社のジェネレーターコンバートキットの組み立てや整備時に社内でこれを使う場合は、配線を通す部分の固定とシールの為にラバー用の2液性エポキシ接着剤を使用しています。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=26553
さて、この方法で作業したものの耐久性ですが、丁度5年程前に同じ方法で組み込んだものをワンウェイクラッチの整備で開ける機会がありました。
エンジン内部ですので、状況によっては100℃を軽く超える温度と様々なものが混入しているエンジンオイルに晒され続けている場所ですが、バイトンゴムは新品時と変わらない硬度とサイズのまま、使用したエポキシ接着剤もオイルによる着色は見られるもののしっかりその役目を果たしていました。
このラバーシールグロメットの組み込み方法と、使用しておりますエポキシ接着材につきましては、以下の記事もご参照くださいませ。http://www.pams-japan.com/diary/?p=10999