フルコン仕様のZ1000Jに装着するCRキャブレター。
もちろんノーマルそのものでは無く、スロットル開度データをサンプリングする為のセンサーを装着しています。
これ自体は弊社でも結構以前から何度か行ってきたものですが、今回は様々な用途にも使用出来る様にする為、センサータイプを以前に使用した物とは別のタイプにしています。
センサーへのスロットル軸回転角度伝達は、耐熱性が高く強靭なケブラー製の細いコグドベルトを使用していますが、フリクションが非常に低い為、リンクレバーを使う方式に比べてガタの発生もありません。
ちなみに今回はセンサーと同時にプーリー比も変更し、全閉時から全開時迄の出力電圧幅をASウオタニの点火コントロールの為の開度認識設定に合わせられる様にしてみました。