弊社扱いの、ATpower 社製Zシリーズ用シャフトレススロットルボディです。
各気筒の両サイドから翼断面形状のバタフライプレートを支持している構造の為、通常の様にプレートを保持する為のシャフトが無く、過渡域から全開時のフロー率が一般的な構造のスロットルボディに比較すると同一口径でも大幅に高くなるのが特徴です。
ちなみに、このボディは42mm口径ですが46~47mmレベルになります。
点検の為に一度取り外しましたが、清掃とスロットルバタフライ廻りの点検をしています。
インジェクション用のスロットルボディはキャブレーターに比較するとシンプルな構造で、機械的に摩耗する部分が非常に少なくなっています。
ガソリン通路はフューエルレールからインジェクターへの一系統しかありません。
簡単に清掃したら、スロットルバタフライの閉じ開度を調整、各部のリンク部は注油して、あつりょkセンサーやプレッシャーレギュレーターに繋げるバキュームホース類やジョイントは新品に交換します。
インジェクターは噴射量チェックを兼ねて、専門のファクトリーにて洗浄点検を施したものに交換しました。
エンジンに組付けして、セッティングも点検と調整を行います。