前回アッパーケースにクランクシャフト、ミッション、クラッチなどをセットしましたMKⅡの続きです。
ロアケースに液体パッキンを塗布しクランクケースを締め
ひっくり返すとベリリウム銅でフルフロー加工をしたコンロッド小端部が顔を出します。
純正シリンダースタッドボルトをケースに取り付け、ギアチェンジアームなどを組み込みミッションケースカバーを締めて、腰上パートへ
先にヘッド組んでおきます。SAバルブガイド入替、HFバルブPlus(純正同径)使用、シートカット、セット長合わせ、ステムエンド研磨、すり合わせ、カムホルダーボルト穴ロングリーチヘリサート加工、最小値面研の定番メニュー
HFバルブplusに,バルブスプリングはESバルブスプリングTYPE-Sの組み合わせで、リテーナーやスプリングシート、コッターなども新調しリフレッシュ
ESTスリーブ70/OS入替、ピスタルレーシング70mmピストン仕様、上下トルクプレート使用のボーリング&ホーニング、上下を最小値で面研
センターシールOリング溝をMC加工
ブロック両サイドの反り止めM6ネジは長めのヘリサートコイルを入れて強化
各ピストンリングの合口隙間を点検調整し
ピストンにリングを組みコンロッドにセット
シリンダーブロックを落とし込んで行きます。
つづく