雨が降って日が射す度に暑さを感じる様になる今の季節。
試乗してファクトリーに戻って来たMk2に装着されたリークレスタンクキャップが、閉店後も微かに鳴き続けています。
リークレスタンクキャップはMk2やZ1000J系に装着されていた当時の純正品より遥かに構造上の密閉度が高く、正しく装着されていれば満タンにしたタンクを横倒しにでもしない限りまず漏れる事は無い程ですが、エンジンに温められて気化したガソリンでタンク内圧が上昇したままになるとその密閉性故にタンクを変形させてしまう程になります。
この為、キャップ内部には吸入方向とは別経路でワンウェイバルブ構造になっている排気経路から上がった圧力分を開放するのですが、そのバルブが僅かに浮き上がったところを流れる為にこの様に微かな笛の様な音になって聞こえます。
運転中にはスムーズにエアを取り入れて速やかにガスをキャブレターに供給しながらも、漏らさない性能故とお考え下さい。
それにしても試乗後しばらくしてもこの音が聞こえ続ける様になると、ああ バイクシーズンだなあと感じさせられますね。
取り付け時の方法と、タンクキャップが鳴く理由の構造については以前詳細記事にしていますので、ご参照ください。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=13308
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